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レガシィ 2.0GT DIT 試乗 [モービル]

最寄のスバル営業所に我が家のレガシィ:ブリッツェン2003の
ワイパーゴムを買いに行ったら、なんと前から少し気になっていた
「レガシィ 2.0GT DIT」試乗車がその日の朝に入っていた。

誰もいないので試乗させてもらった。
試乗車はセダン、ボディカラーはブラック
形は、D型になって少しカッコよくなったかな。。。
カタログの紺色は現状の中ではカッコいい。
でもボディライン修正はマイチェンでは限度がある。
ボディ左右の絶壁感は相変わらずで
光の反射を多用したカタログの写真ほど期待してはいけない。

今回関心を持ったのは中身である。
BM/BR型になった時に酷評して
「このご時勢に直噴ターボエンジン+CVTぐらい載せないとダメ」と
このブログに書いた覚えがあるが、今回はそれに対しての回答である。
「直噴ターボ+CVT」がどんなものか?

運転席に座ってみる。
ざっくりした感じは変わっていないが、
大雑把でチャチな感じの内装が、よくなった感じがした。
以前はマッキントッシュを選択しないと付かなかった
ガンメタ色のオーディオ部パネルが標準になっていた。
あと光軸調整ダイアルの辺にあったパーキングブレーキが
レバー式の本来あるべき場所に戻っていた。
ステアリングホイールもマツダデミオのパクリみたいな形から
少し形が変わり、SIドライブのスイッチ付くようになった。
(以前あったところには、今回パーキングブレーキがあるので)
メーターフード内は質感アップというより、液晶画面がカラーになり
賑やかになった。スマホの画面が速度計と回転計の間に付いた感じ。
センターの時計とか温度が出るところは、前のまま。
細かいことだが、パワーウインドウが全席オートになっていた。
直噴ターボグレードはシート、ドアトリムなどのステッチがブルーになっているが
この色はセンスがないなぁ。。。と少しがっかり。
こうゆう色遣いは、もっと小さいクラスのクルマでやってほしい。
それなら似合うと思う。

細かいところの積み重ねで、それなりの質感になっている。
この辺は少しはトヨタに追いついた感じがする。

同乗したスバルの人も言っていた。
「提携してスバル色は薄まったかもしれないが、
こうゆう所の品質は確実によくなりました。」と

走り出してみる。
無振動、無ショックであっという間にすごいスピード。。。
なんじゃこりゃという感じ。
でも失望とかはない、必要にして充分な仕事をしている。
エンジンに「この辺からの回転数がオイシイ」とかいうのはない。
台形トルクカーブとはこうものなのか?
盛り上がりがなく面白くないのでアクセルを踏む意欲が無くなり、ゆっくり走る。
それにレッドゾーンが6000rpmからなので、スピードを出すにしても
ビュンビュン回すものでもない。

ミッションもいい仕事しているが印象がない。
+、-パドルでダイレクトに変速させてみるが、軽のCVTみたいに
ゴムでドライブしているような遅れた繋がりもない。
一度急にスピード落としたら、油圧?の音が少ししたぐらい。
別にこれで良いと思う。CVTとはこうゆうものだ。
フルチェンジ直後に乗ったときは、変に回転が変わったり
チェーンの音がかすかにしていた覚えがあるが、対策してきたようだ。

何かボディや足廻りの剛性がすごい上がっている気がする。
初めて90型クレスタツアラーVやR33型スカイラインに
乗った頃のことを思い出した。
ボディや足がしっかりしている車に乗ると印象に残るものだ。
ビルシュタインダンパー装備だったし、下ろしたてで
タイヤの空気圧が高いままだった感じなので
少し跳ね気味だったが、けっこう安心を感じた。

乗り終えて感じたのこととしては。
スムーズすぎるから、この車を悪く言う人もいるだろう。
でもいいんじゃないかな?
長距離乗って楽なのはこうゆうのだから。

トヨタ的、デンソー的な所も増えたんで
そういう意味でも悪く言う人がいるかもしれない。
でも信頼性が上がるってことだし、いいんじゃない?

ただし長期的に心配なのが、直噴エンジン故にススが出ないか?
CVTのチェーンが軽四のCVTベルトみたいに伸びてしまわないか?
この二つだけ。

カッコがイマイチなのは中身が良くなったので、我慢するしかない。

スバル全体のことを考えてみると
BRZのFAエンジンなどの資金等をトヨタに出してもらったのだから
現在水準のこれらを展開して使わない理由はないなと。
もしBRZの話がなかったら、下手するとずっとEJエンジンを
使わざる得なくなって、最後には直四エンジンをトヨタから買う羽目に。。。
なんてこともあったのかもしれない。

総評:
自分としては、「カッコ悪いけど、またレガシィを購入する可能性も高いな」って感じ。

P.S.
父親が「試乗したい」と言ったので、翌日にもう一度助手席へ。
昨日は戦闘機のようなGC8に乗って行き試乗したが
今日はBEレガシィに乗って行き試乗したので、少し印象が変わった。
確かに10年分進歩しているが、同じ車名を名乗るだけあって
同じような挙動をとることがよく分かった、確かにこの車はレガシィだと。
代が変わると、違う車のようになってしまう車が多い中
こうゆう車は珍しくなったのではないだろうか。

裏を返すと、芯の部分がこんなに同じなら
今のBE型から買い換えたい意欲も大きくならない。
と憧れの気持ちみたいなものが覚めてしまった。。。
いつも乗っている父親も
「シートが幅広くて座るの楽なのと、小回りが利くのがいい」って
確かに表面上はそうだけど「褒める所それだけ?」って。。。
いろいろ捉え方はある。

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