良いチョイスみたいだ。

突然、ある住宅メーカーの営業マンが訪ねてきた。
もう家は完成しそうなので、互いに用はないだろうに。。。

そうしたら名刺を出されて
「お宅の家の瓦がとても良いので、もし良かったら
メーカーを教えてくれませんか？」と言われた。
普通、こんなこと聞きにくるかな？

でも専門職にこんな事言われたら、悪い気はしないので
「そこに予備の瓦が転がっているので、見てください。」と返事した。
そうしたら自分が持ってきたサンプルと比べていた。
彼が持ってきたサンプルは正解だった。

やっぱ専門職は、他所の家もよく見ているなぁ。

最後の落とし穴

全てが終わって、引き渡しを待つばかりになっていた。

しかし昨日「最後に施主検査はいつにしよう？」と言う時になって
「追加料金が要る。」と言い出した。
ことある事に「追加料金はいらないの？、予算に収まってるの？」
と何度も何度も問い合わせていたのに。

だが、融資が完全実行されていて、追加で払う金がない。
どう落とし前を付けてくれるのだろうか？

やはり、この業界はこんなものか？

進捗状況10

ついに足場が外れた。

しかし足場業者の質が悪過ぎる。
撤去作業中に瓦を割ったくせに、黙って帰っている。
即、社長に連絡しておいた。
これは問題になりそうだ。


他にも割れている所があるみたいだ。
どうゆうつもりだろうか？

あと屋根や樋の仕上げが宜しくない。
壁と屋根のつなぎ目の処理がとても汚い。
樋も瓦を無理矢理ずらして付けている所が
あるので、瓦が欠けている所がある。
これも修正してもらわないといけない。


玄関はこんな感じ。


カバーの段ボールを外すと、キッチンはこんな感じになっていた。




高い所のフラワーボックスは取付けた。


こちらの面はとても味気ない造形。


こちらの面は洗面所やバスの窓があり、エアコン室外機やエコキュートを
置く予定なので、ごちゃごちゃしている。

融資実行＆登記完了

建築業者に全額支払った。
そして登記も完了した。

長かった。。。

進捗状況9.1

長くなるので2つの記事に分けた。
今度は建物の中を紹介する。
もう少し広い建物でも良かったのかもしれないが、
将来結局1人暮らしになってしまったら全く無駄なので、案外このぐらいが良いのだろう。
それにしても良い感じになった、ほぼやりたいようになったので気持がよい。

でも同居人がいて、いろいろ口出しされたら
こんなに派手なカラーや柄物の壁紙を使えなかっただろう。


玄関のタイル、少し派手だっただろうか？


一階のトイレ。
紙巻きの色でグリーンが無かったので、ベージュになったのが少し不満。


リビングの照明類は同じシリーズにした。


シンプルなシャンデリアを付けた。


入り口にステンドグラスのドアが付けたので少しオシャレになった。


アクセントの間接照明。


洗面所、自分が少し写ってしまった。
外付けフラッシュが修理中で使えないので、明るく撮れない。


お風呂。


和室、落ち着いた感じになった。
写ってないが、琉球畳も既に敷いてある。
壁の色は一時はどうなることかと思ったが、社長が修正してくれた。


階段のニッチ。
スウェード調の紺色壁紙がよいアクセントになった。


2階の自分の部屋。
ここの部屋は当初建具の色をホワイトにした方が良いかと思っていたが
ナチュラルカラーでも案外合っていた。


2階のトイレ。暗いので、間接照明をオマケで付けてくれた。


2階の空き部屋、その１。
自分の部屋より広いので、狭かったらこっちに引っ越そうかな？



2階の空き部屋、その2。
ロフト付きだが、結婚して子供が出来ないと役に立ちそうにない。

家の中は「リビングはシンプルに、その他は少し派手に」というテーマで
色々決めたみた。コーディネイターも付かず独力でやってみたけど
何とか破綻無く出来たような気がする。

進捗状況9.0

水道は4月にならないと正式に開通しないが
実家の屋外水栓から仮設してくれたので、水道開通。

電気も一応開通。
あとはエコキュート設置ぐらい。
でもLAN配線は全く為されていない。
その代わり、頼んでもいない電話の為の配線がしてある。
打ち合わせと全く違うので、注文を付けた。
満足いくように対応してくれるだろうか？

前回の撮影から2週間経ったので、かなり完成に近づいた。

ここでは外装。
進捗状況9.1では建物の中を紹介する。





太陽が照り返すと、雰囲気が違う。



近くに寄ると、こんな感じに見える塗装。


玄関とテラスのタイルはこんな感じになった。
イイ感じに色むらが出ている。


ベランダからの景色。（すげー田舎だ。）


ベランダの内側もキレイに塗装してくれた。

進捗状況8

そろそろ佳境になってきた。

雨なので写真が撮れなかった。

外壁の塗り壁が半分ぐらい塗られた。
「ミントアイス」みたいな外観になった。
塗装屋さんが、コテで塗っているのを見ていたが
とても手間がかかっていた、こりゃ大変だわ。。。
見る人が見たら「ありえない選択」の配色だろうと思う。
ビミョーな感じ。

和室の塗り壁も塗られた。
色を決めた後、やはり心配だったので、
社長に「問題あったら修正しておいてください」と
お願いしておいたら、ちゃんと合う大人しい感じの
色に変更されて、施行されていた。
遊郭みたいにならくて良かった。。。

壁紙も全て貼り終えていた。
自分も思うようになっていた、、、「やりきった感」がある。
クロス屋さんが、オマケで階段のニッチに、
サンプルで余っていたスウェード調の紺色クロスを貼ってくれた。
とても良いアクセントになった。

電気配線、テレビアンテナの配線が終わったようだった。
でもLANケーブルは、サヤ管はあるが配線がされていなかった。
これがないと困るではないか、、、やってくれないのかな？
心配なので聞いてみよう。
それ以外は電気メータを付ければ、完成みたいだ。

タイルの施行も半分終わった。
テラスの部分は完成した。
この部分のタイル型番を途中で変えて良かった。
最初は単純な単色だったが、微妙な3色ものに変えたら奇麗になった。
後は玄関ホールのあまり無い色（ブルー＆グリーン）の
タイルがどう仕上がるか楽しみだ。
ちなみに、タイルの箱を見ていたら、
普通のタイルは中国製だったが、
ブルー＆グリーンのタイルはスペイン製だった。
どれもINAX製だが、特殊な物は本場で作るんだな。

照明器具納入など

照明器具が届いた。
予算オーバーになりそうなぐらい勝手に発注したが、問題なかったみたいだ。
判る範囲で確認したら、外溝部分に付ける街灯みたいな照明がダブっていた。
「返品するの？」と聞いたら、別にしなくていいみたい。
なのどこか他に照明を付ける場所を探そう。

「和室の塗壁の色を早急に決めてくれ」と言われたので
独断で「濃い緑色に藁を混ぜ込んだ物」に決めた。
派手すぎて、吉原の遊郭みたいにならないか少し不安。。。

進捗状況7

壁紙を貼ってくれている。
かなりそれらしくなってきた。


玄関の様子。


一階トイレ。
あとはボーダーライン追加。


トイレの機材が到着していた。
グリーンが一階用、ブルーが二階用。


洗面所の様子。
折角貼ってくれたが、壁紙を間違えていたので貼り直し。
これは本当は二階のトイレ用の壁紙。



外の装飾用レンガの貼付けが完了した。
とても丁寧に貼ってくれていた。

考察

建築現場には、いろいろな業者が来る。
一番よく話してくれるのが、タイル兼外壁屋の人だ。

例えば。

同じサイズの玄関、ベランダによく使ってるタイルでも
ローコストメーカーで使っているタイルは一枚100円。
高級HMで使っているタイルは一枚700円。
製品としてはそんなに変わらないのに、こんなに違う。
他の部分の価格も全てこの調子。
なのに業者へ払う手間賃は変わらない。

ローコストメーカーは「早い、安い」代わりに
営業と工務の連絡が悪く、タイルや外壁の
色やサイズ間違いなどが間々あり、やり直しをするハメに。。。。

高級HMだったら、その辺はキッチリしているし、
現場に入る許可書を携帯しなかったり、安全講習を受けないと大目玉だそうだ。
違反者は社内で大きく写真入りで貼り出される。（魔女狩りか？）
それに築10年以上経ってタイル修理依頼が来ても、ちゃんと直さなければならない。
（メーカー側も、ちゃんと古いタイルを確保してある。）
かといってローコストとの差額が適正とは思わないけど、高い金を出す意味はある。
と語ってくれた。

でも、話す業者のみなさんが最後に言うのは
「ローコスト、高級メーカー、地元業者、どこで建てようが
結局は営業や工務担当者との巡り合わせだ。」と言う。

「営業マンの人柄でここのメーカー決めました。」というだけの
決定理由も危険だと思うけど、ある程度は真理なのだろう。

家作りも終盤に差し掛かってきた。
何が言いたいのか自分でもよく分からないが、
結局は、人生の他の部分と同じであり、人との出会いであり、
道のり半ばでは、
見た目だけで判断されて「この程度の家で我慢しとけ」的な事をされたり、
業者の都合が悪いと、客扱いされず、ずっと無視されたり、
経費と称して金をふんだくられたり、
お金を貸してくれると言いながら、突然断られたり、
お金を取れると分かったら、急にぼったくり価格になったり、
苦しい目にも遭ったが、最終的に自分は出会いに恵まれていたので、
軟着陸出来たと思う。

思っていた以上の家に住むことができそうだが
とても疲れました。

P.S.
現在、家を建ててる方には、コメントしにくい部分もあると思いますが
どこか共感してくれる部分もあると思います。