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ルーツを探して [日記]

今年のGWは遠くには遊びに行かなかった。
しかし約20年以上、気になっていたことを調べた。

自分の曾祖父(ひいおじいさん)は大正の頃、婿としてウチの本家に来た。
出身は県内の山奥で、先祖は戦国時代は一時期大勢力を誇っていたが
最後は、毛利氏に滅ぼされてしまった。
その後、曾祖父の先祖は帰農したが、江戸時代は帯刀を許されていたみたい。
(昔は刀が捨てるぐらいあったみたい。戦後GHQの政策で取り上げられた。)
他の流れの先祖は武士のままでいた者もある。

歴史好きとしては、はっきりしておかなければならないと
ずっと思っていたが、ずるずると調べる機会を逃していた。

聞き伝えによると、何十年か前までは
その山奥の出所と付き合いがあったらしいが
現在手がかりは、戸籍謄本しかなかった。
知っている世代の人々はみんな亡くなっている。
本来付き合いをすべき本家の同世代の人は
その方面には興味がないし、能力も無い。

今回、戸籍の住所だけを頼りにクルマで走り回ってみた。
まず県内なのに、下道で近くにたどり着くのに2時間かかった。
着いた第一印象は、限界集落って感じで人がいない。。。
第一村人、第二村人に遭遇し、聞いてみるが
「住所の記述が古いのでわからない」
「この辺は、探している名字の家が80%を超える」と言う返答。。。
夕方になってしまい諦めて帰る途中に、なんと見回り中の駐在さんを発見!
パトカーのナビで調べてくれて、丁寧にも推測される近所まで案内してもらう。
そこで第三村人に聞くも手がかり無し。。。
(わしゃ、山口県から嫁に来たからわからない。との返答)

仕方ないので帰ろうとしていたら
丘の向こうで田植機を掃除しているオジさんを発見!
最後のつもりで聞いてみたら「そりゃ、うちじゃわ」とのこと!
全く、最後の最後で巡り会えました。
ご先祖様ありがとう。

いきなり行ったにも関わらず、自宅に招いてくれて
家族総出で、2時間以上もお話をして下さいました。
(まあ戸籍と個人名やエピソードを出せば信じてくれるよね。)
何かお土産を持って行けば良かった。。。
聞いた所によると、我が家とのやりとりは40年ぐらい前で切れてるとのこと。
また一度お墓参りでも、みんなで行きたいと思う。

今回の事で、気持ちがとてもすっきりした。
ものすごい薄いが、自分にも清和源氏の血が入ってるし。
「信長の野望」でも、正々堂々とご先祖様を選べる。

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