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ステラ感想 [モービル]

オレンジ色・ステラLSに一週間乗ってみた感想。
150km程その辺を走行。

・外観

オバチャン軽四である、しかしインタークーラーダクトが
あるのでちょっと違うところを主張。
オレンジのカエルのように見える。
リアスポイラーがないので、そのうち追加したい。
アルミホールが付いて無いけど、似合うホイールがないので
鉄+キャップで通すことに決める。

リアワイパーが樹脂製になっている。掃除簡単。
フロントも樹脂にしてくれればいいのに。。。。
フロントワイパーの長さが左右でやけに違う。
プレオの流用ではないようだ。
拭き取りのムラや動作音もプレオより改善。

ラジオのアンテナが小さいポールアンテナになった。
これでやっと、窓を開けて手動で伸ばさなくて済む(笑)
しかし受信状態は昔ながらのアンテナの方が優れている。

・室内

一度はアイボリー内装に乗ってみたかったので、願いが叶った。
明るくて開放感がある、家のように落ち着く。
オバチャングレードもいいな。
スポーティー=黒い内装というのは止めて欲しい。
ずっとスポーティーグレードの車に乗っていて、うんざりした。

フロントガラスが遠くなって、三角窓などもあるんで
とても室内が広く感じる。

全面UVカットガラスである。地味な進歩。

やっと満足なカップホルダー付いた。
いままでジュースも落ち着いて飲めなかったのでここも嬉しい。

割り切ったので、本皮巻きステアリングでないが
軽四のステアリングに使う皮はだいたいショボイので
年数が経つとボロボロになる。
やっぱり清くウレタンステアリングで良いのかな?

ヴィヴィオやプレオはシートがスポーティな感じだったので
「ヨッコラショ」と乗っていたが、今回はベンチシートなので気軽である。
しかし、ちゃんと腰と背中をサポートしてくれていて
なかなか良く考えてあるシートである。
R2やR1を開発するときにお金を掛けたそうで、
その骨格を流用しているおかげかな?

それに汚れや埃が溜まりにくい、目が細かい生地なので有難い。
(前はホントにホコリが取れなくて困っていたので、やっと直してくれて良かった。)

・乗り味

スバル軽四の伝統である「小回りが利かない」が解消されている。
ヴィヴィオもプレオも、リッターカーより旋回半径が大きく
駐車場で常に苦労していたし、今回も覚悟していたが
見事に裏切られてしまった。。。
車体幅は軽規格が変わってないので、最大舵角は自体は変わっていないだろう。
しかしパワーステアリングやステアリングのギア比の設定を変えたのだろう。
普通の軽四並になり、以前借りて乗ったホンダライフぐらいなイメージである。

ハンドリングはスバルらしい。
ジワッとしっかり曲がるし、変に演出した軽快感とかもない。それが良い。

いろいろ工夫してるらしく、静かである。
(ドアのシール二重化など)
路面が良いと、外の音とタイヤの唸り音以外聞こえない。
純正タイヤがしょぼ過ぎるので。。。(ファルケン・シンセラSN-816A)
早いところ普通のリプレースタイヤに交換したい。

それにしてもこんなショボタイヤでよく頑張っている。
きっとダンパーがショーワ製らしいので、そこで辻褄が合わせている?
それにスバルのテストドライバーは優秀らしいので、味付けが良いのだろう。
会社の所帯が小さいので初期型では試作品レベルでも、
スバルの良心で、最後にはいい感じになっている。

自分の車は生産終了の半年前の車体なので、スペック的には
最終型といっても良い、だから良い妥協点を見つけているのだろう。

全体的な乗り味は「スバルが作ったホンダ・ライフ」?
昔、代車で借りたライフを思い出したのでこう名付けたい。

・エンジン

今までと同じ「EN07・スーパーチャージャー付き」だが
社外品ぐらい煩かった排気音がマフラーの変更で静かになり、
遠くでうなり音が聞こえるだけ。
何で昔からこう出来なかった?
普通の人は静かなほうが良いに決まってる。
3気筒にありがちな安っぽい音と振動もなく、その辺は良い。

プレオではアイドリングでステアリングが大きく振動する悪い癖があったが
ステラでは今のところない。距離を重ねるとどうなるか心配。

エキマニの辺りが、鋳物からパイプを曲げた等長風の物に変わっていて
ちょっとカッコ良い。この辺も排気音の静かさにも影響しているのだろう。

相変わらずプラグコード点火だった。
ここは15年進歩がない。
プレオの時は標準でプラチナかイリジウムプラグだったが
今回は普通のプラグだ。
そのうちイリジウムプラグに交換しよう。

フロントウインドウが大きくなったので、エンジンルームが狭くなった。
ストラットタワーバーは取り付けにくそうなので、付けないだろう。
ちなみに、ヴィヴィオとプレオには取り付けた。
ヴィヴィオのときは大きな効果感じたが、プレオの時には効果を感じなかった。
すでに充分なボディ剛性があったということだろう。
そうゆう意味でも、今回も不要だろう。


・ミッション
今までの内製CVTはある程度回転数が上がるセッティングだったが
ステラのCVTはジャトコ?からの買い物だそうで
極力回転数を上げない。
だいたい2千回転以内で済んでいる。
その癖、スルスルと加速して気が付けば60km/hぐらいになっている。
大手の部品はやっぱりいいなと感じた。

・ブレーキ
前のプレオはリアディスクブレーキが装備されていたが
今回のステラにはそんな設定はなく、グレードダウンとなるが
普通の軽のブレーキとしては良いと思う。(MRのビートとかは除くけど。)
強くブレーキを効かすと、とても粘る。前にのめらずググツと止まる。
もっと良いタイヤを履いていたプレオより安心感が強い。
最近はEBD(電子ブレーキ配分装置)が標準で付いてる効果もあるだろう。
スペック表に出ない所の進歩を感じた。

プレオから乗り換えてみて「進歩が無いので後悔するかもしれない。」
と危惧もしたが、しっかり10年分進歩していた。
他社の軽四に比べたら劣る面もあるが、いい所も数多くあり
充分戦えるハードだと思う。

しかし現実には、これがスバルの最後の軽自動車である。

スバルの基本は軽自動車のメーカーである。

現在は全体では業績好調だが、
軽自動車が他社のOEMになってしまったら、ある意味引き返せないと思う。

こうなってしまった原因をよく考えて、どこかの下請け会社に
堕ちてしまわないように、努力すべきだと思う。

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